詰め将棋という遊びがあります。
将棋の最終局面抜き取ったパズルなのですが、
よく考えるとこれが実に面白い。
小、中学校の頃はこれが苦手で(というか、まず、ルールを理解してなかった)
できるだけやらないようにしてた様な気がします。
機会あって、久しぶりに思い返してみると、
実に理に適ってるパズルで、単純明快なことに気づきました。
要は将棋なので相手方、玉を追い詰めることが目的。
で、盤面には現在の状況がある。
ルールでは、ここから常に王手をかけつつ追い込んでいくわけですが、
そこは盤面という広いフィールドがあり、何種類もの駒がある。
当然、その場面で王手をかけられるパターンも多数ある。
しかし、最終的にちゃんと詰みに持っていけるパターンはごくわずか。
(ここが1パターンで無いところが面白い)
オイラは、たまに趣味で物語を書いているのですが、
専門学校時代の教訓で物語の結末を考えてから、
最初から最後までそれに向かって進むという形で創っています。
(前回、創った話はこれを忘れていて内容が
二転、三転してしまったというのは余談。しかし、いい勉強になった)
どこから物語を始めるか、どういう形で結末へと持っていくか、
その無限にあるパターンから選び出して、ストーリーというパズルを完成させていく。
こう考えると、詰め将棋と創作が同じものの様に思えてきて、ちょっぴり面白かった。
学生時代、「こんなこと知ってても役に立たねぇよ」なんて
思えたものでも、どこで繋がるかわからない。
(まあ、「繋がる」というよりは「繋げられる」で、
その繋がりを発見することが出来るのもやはり自分なわけで/汗)
そんな面白さを発見できたことで、なんとなく生きてきた
今までにちょっと損した気分を味わった。そんな話。
でも、改善できるかどうかは別問題(爆)
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なんこれ、私も使おうかしr
せんせの株が上がりました(・∀・)!